フッ素

2012年05月12日

夜の取材 inぐらん

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仕事の後も 
取材で大変です・・・



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こんにちは 
デンタルクリニック東陽台 院長の大石です。

勤務後 若手4人衆がバドミントンに
勤しむ中 私は「ぐらんの湯」に「取材」!

って、銭湯に取材って、何?

実は・・・

歯科雑誌で老舗の会社「医歯薬出版」が
発行している「歯界展望」
業界人には有名なんですけどね

先日 依頼され 投稿した原稿の
校正が上がってきたんです


で、記憶をもとに書いた部分の
「数値」が怪しいことに気付いて・・・

「あれ、ぐらんの湧水のフッ素濃度って4.9ppm
 だったっけ? いいかげんもまずいよね!」
(1ppm:100万分の1の量という意味)

締め切りは16日必着、実質あと5日
確認しておかないと・・・でも週末は岡山だし・・・

ということで、1人 夜の取材 in ころなの湯
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うーん、色気ないな・・・

で、泉質成分表示の値は・・・
IMG_0076IMG_0077






ありゃ、4.7ppmだった。
ウソ書かずに済んだ
よかった!

でも、水道法の水質基準の
上限値(0.8ppm)の6倍

歯を強くするフッ素
でも、過度のフッ素の「常飲」は
健康に支障も・・・でもね

コントロールできていれば
全然問題ないんだけどね
飲用の場合は 必ずチェックが入るし


で、面白いことに これが南(海岸沿い)に行くと
また違うんですよ 濃度が
先日行った コロナの湯
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0.5ppmだった、海辺の堆積地の泉水だと
フッ素濃度が下がるのね 塩分は多かったけど

ついでだから 温泉にザブン!

余談ですが
これはフッ素入りではないけど
活力は得られるらしい
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ちなみに これらの経費
出張・勉強代で落ちるかな?

以上、
デンタルクリニック東陽台 院長の大石でした。


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yobou_no1 at 06:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年04月14日

健康格差とフッ素洗口 〜読売新聞より〜

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ありゃー 相田くん えらくなったのねー
準教授だってさ・・・

aida






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講座のNo.2 准教授様に対して「くん」づけは失礼ですね・・・

こんにちは 
デンタルクリニック東陽台 院長の大石です。

ロンドン大学に留学に行ってたはずの
東北大学予防歯科の相田先生からメール

「明日(4/13)の読売新聞 
 医療ルネッサンスに記事が出ます」
(記事についてはクリックしてね)

健康格差」について研究している
学会でも注目の若手株 
といっても30歳代のはず・・・

私的には 論文作成や日F会議の席、
(日本むし歯予防フッ素推進会議)
その他でいろいろお世話になった先生

フッ素洗口については 昔から知っているので
何を今さら、と思ってましたが
世間的には まだまだ知られていないので
新聞記事として出ることは いいことかも!

有用な健康情報 知らずに病気になって
損している人の 何と多いこと・・・
(うがいするだけ、楽してむし歯が防げるのに・・・)


で、記事を読んでいると・・・

「・・・ありゃ、いつの間にか准教授になってる!
 2階級特進かい!」

<解説> 大学(医学部系)の序列
 (医員⇒助教(助手)⇒講師⇒准教授(助教授)⇒教授)
                  ( )内は昔の呼び方 
海外留学が「研究職のステップアップ」に必須な近年
昔の呼び方を英語に訳すと すごーく軽いイメージに見られる
(=お手伝いさん)とのこと。
せっかく海外に研究しに行ったのに、研究者扱いしてくれない
事例が多発し、全国規模で名称変更されたそうな・・・

この間 歓送会を開いてもらってた「たまちゃん
もそうだったけど ここ数年 私の知り合いで
「若手への世代交代」「昇進」をよく目にします
(現 徳島大学歯学部予防歯科准教授の玉木直文先生は2コ下です)

私も頑張らなきゃ・・・ 
ちなみに うちの若手も最近いちだんと
静かに燃えてる」し・・・

新聞を読んでいて 
いろいろ考えさせられました・・・

以上、
デンタルクリニック東陽台 院長の大石でした。


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yobou_no1 at 06:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年08月11日

ケアに関する日米の違い(2)

(つづき)

むし歯治療で 1本7〜10万円するアメリカでは、
歯を大切にケアするのは常識
 ・デンタルオフィス(医院)に通って定期的にケアする
 ・歯を守るためのフッ素の錠剤の処方を受ける
 ・フッ素塗布を受ける
 
など より効果のあるケア方法を実践することが 
幼少期から身についている

映画のいちシーンでも歯のケアの場面が出てくる
(スタンドバイミーやクレーマー・クレーマーだったかな?にも出てるし)

そして、個人的ケアとは別に、公共的施策として
フロリデーション(Water Fluoridation 水道水フッ化物濃度調整)
が実施されている。人口の7割をカバーして
人々の健康に寄与している 
大きな都市ならたいがいやってる
US Fluoridation

供給される水を飲んでいれば というか
普通にそこで生活しているだけで
むし歯発生が半減以下となる 

60年以上の歴史を持つスグレモノ
無味無臭で 実害なし 
あるとすれば歯医者がヒマになるだけ?
(いや 別の仕事もあるので そうでもないのだが)

実は福山市も 天然のプチ・フロリデーション地域である
(濃度が至適より低いから、プチ)


ごめんねー
日本の水道技術をもってすれば わけないんだけど
歯医者も水道関係者も 保健所関係者も知らないから・・・
関係者の勉強不足と広報不足 そして
縦割り行政が要因の一つなのよ・・・
(そういう私も10年前はそうだったけどね)

何せ日本でWater Fluoridationの装置があるのは
米軍基地以外では日本大学松戸歯学部の小林清吾教授の所と
下仁田ネギ(長ネギ)で有名な群馬県下仁田町の公民館と
うちの実家の裏庭にしかないからね(こちらは部品、ですが)

satulator




さて 次回はTooth Brushing Instruction 
指導は英会話に長けた人にお任せしよう!

日米のむし歯予防 特にフッ素に関する
認識の格差を感じた 今日の診療でした・・・


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yobou_no1 at 00:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年08月10日

ケアに関する日米の違い(1)

こんばんは
デンタルクリニック東陽台 
院長の大石です。

日本とアメリカでは一般市民の間に
むし歯予防についても
かなり認識が違うらしい

日本でも専門職が知らないこともある その手法を
一般市民が知っていた という事を知り 驚いた!
というのが昨日の診療ネタ

「むし歯になっているかもしれない」
ということで来院され
検査したところ、案の定むし歯発見

で、お口の中について説明し 
そこから むし歯予防の話になった

その際
「どちらの出身ですか」
と聞いてみた
突然変なことを聞いてキョトンとした患者さん

「アメリカでは人口の7割近くがフッ素の恩恵を
 受けているがあなたの出身地では
 Water Fluoridationされてますか?」
と聞いてみた。

すると未実施地域だったらしく
歯科衛生士オフィスで定期的に
フッ素のケアを受けていたという。
(アメリカでは歯科衛生士が予防・ケアに関して
 自ら施術できるオフィスを持てる制度があるらしい)

「すみませんね。日本ではWater Fluoridationを
 やってるところはどこにもないんですよ」

「えー、マジーーーー!!」 

「何でしないんですかー?」
「(関係者も含めて)みーんな知らないから」
「えーーーー!!!」

多くの人々の健康が より確実に守れる 優れた手法を 
なーんでしないの? 信じられなーい!  というのが
「えーーーー!!!」の意味らしい。

(つづく)

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yobou_no1 at 20:32|Permalink

2011年05月17日

福山って、むし歯がね… その3

そのフッ素ってどこからやってくるのか、って気になりません?
私は気になりました。

あの図(3歳児むし歯有病者率地図)を見続けて、
あることに気がつきました。

「なぜ長野より東はむし歯率が多くなってくるのだろう?」
「なぜ北四国と南四国で差があらわれるのだろう?」
「なぜ和歌山とそれ以北で差が出るのだろう?」

そういえば、中央構造線糸魚川静岡構造線で分かれる気が…

もしかして、地質の影響? で、調べてみたら…はい、ありました。

なんと、花崗岩でした。


kakougan










3yCaries










(健康行動のとる人が多いとか、他にも複数の要因がありますが、)
水道水中のフッ素が3歳児のむし歯の地域格差の
主原因の一つであり、それが比較的高濃度のフッ素を
含む性質がある花崗岩に由来するというものです。
これが晴佐久論文2011なわけ。

これを見つけるのに、日本水道協会(東京)と
岡山大学図書館と北海道立図書館まで行きました。
学会の出張ついでに。我ながらアホや…

なかなか面白かったでしたよ。
何となく、世界地図を見続けて大陸移動説を思いついた
アルフレート・ヴェーゲナーみたいな気分になって。
最初資料を見せたとき、筆頭著者たちも驚いてましたし。

でも、平成18年版水道統計(ン万円)の本を買った時には
さすがに妻にあきれられました…
(共著に連なっているんだから、いいじゃん!)

ということで、結論、

何も考えなくても、そこに住んでいるだけで
みんなのむし歯が半減以下になる

そんな日がいつか来るといいですね。

続き物を最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。



yobou_no1 at 02:10|Permalink

2011年05月12日

福山ってね、むし歯が・・・ その2

デンタルクリニック東陽台 大石です。

さて、前回の「なぜか?」 それはね…

飲み水にフッ素が入っているんですよ。
芦田川水系にはね。
十分量(濃度)じゃないけれど


福山市水道局の水質検査結果を見てみたら?)

フッ素ってなあに? という人へ。
地質・海水・生物の体に多く含まれている元素
(体内では鉄分よりも多く含まれる、お茶にも、農産物にも…)

歯科的には歯のカルシウムとくっついて歯質が強化され
むし歯になりにくくなるという効果があります。

子どもさんの歯に塗るフッ素塗布
歯磨き粉の中に入れているフッ素入り歯磨き粉
牛乳への添加ドロップなど(スイスや中国、北欧など)

でも、一番効果的なのは水道水の中のフッ素濃度を
人工的に1ppm前後に調整すること。これを
  Water Fluoridation
(フロリデーション、水道水フッ化物濃度調整)と言います。
近場では、在日米軍基地の社宅や韓国でやってるけどね。

saturatorF-Korea




(釜山近郊のF水道水施設に見学に行って、もう10年も経つのか…)

過去の報告だと、水道水のフッ素濃度が0.3ppm以上に
なると地域住民のむし歯が減るんですよ。

日本でも天然にフッ素が含まれた水道水が
あって、そういう所に住む住民(3歳児)は
むし歯になる子の割合が他地域より少ない

ということが統計学的に支持された、
というのが相田論文2011というわけ。

で、さらに・・・



yobou_no1 at 06:00|Permalink

2011年05月06日

祝! 論文掲載!!

デンタルクリニック東陽台 大石です

3年越しのお仕事がやっと形になりました!
何と論文が2報掲載されました!!
v( ̄∇ ̄)v

まあ、ファースト・オーサー(筆頭著者)じゃないですけどね。
日々の診療があるので、そこまでできん!勘弁して…

でも、この論文ネタを最初に見つけたのはわ・た・し! ヾ(´ω`=´ω`)ノ
論文を予防歯科分野の若手のホープにお願いして書いてもらったわけです。

まあ、自慢はこれくらいにしておいて、
  • 日本国内における花崗岩地質の分布と水道水中フッ化物イオン濃度の関
  • 日本国内における水道水中フッ化物イオン濃度と3歳児齲蝕有病者率の関

  • これが将来の皆さんないし、お子さん、お孫さんの
    健康に寄与してくれたらいいのですがね。
    (つづく)



    yobou_no1 at 01:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)