虫歯

2011年12月23日

大人の歯がない!

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大人の歯が足りない 子供さん
その割合 何と 10人にひとり!
あなたのお子さんは 大丈夫?
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こんにちは 
デンタルクリニック東陽台 院長の大石です。

近年 子供の虫歯は減少傾向にあります。

読売新聞備後版で 
広島県の子供の虫歯は全国平均を下回った 
と教育委員会からの発表がありました・・・

が、これは昔からのこと。
この地域、もともと虫歯が少ないんです。
関係者はよく知っている話。
毎年発表される 学校保健統計にも出てるし。
(理由まではご存じない方が多いですが このネタは以前お話した通り)
今更 何でそんなことを 記事にしたの?
と思ったりもしますが・・・


で、つい先日 知ったネタ

昨年(2010年)の小児歯科学会雑誌で 
こんなのが載ってました
(しまった、読んでなかった…調べたら確かにあった!)

日本人小児の永久歯先天性欠如に関する疫学調査
著者:山崎要一ほか
小児歯科学雑誌 48巻1号 Page29-39(2010.03)

抄録:
 日本小児歯科学会学術委員会の企画により、わが国初の「永久歯の
先天性欠如の発現頻度」に関する全国規模の疫学調査を実施した。
 国内7大学の付属病院の小児歯科とこれらの大学の調査協力施設に
来院した7歳以上の小児15544名(男子7502名、女子8042名)の歯科用
エックス線写真を用い、同じ判断基準で調査を行った結果、第3大臼歯を
除く永久歯の先天性欠如は1568名(10.09%)に認められた。
 男女別では男子9.13%、女子10.98%、発現部位別では上顎4.37%、
下顎7.58%であり上顎および下顎における左右差は小さかった。
 また、歯種別では下顎第二小臼歯が最も多く、次いで下顎側切歯、
上顎第二小臼歯、上顎側切歯の順であり、欠如発現者のうち2歯以上の
欠如を有する者の頻度は48.3%であった。

簡単に?説明すると
*大人の歯が生まれながらにして一部足りない子が
 10人に1人いることが明らかになった。
(親しらず以外で)
*足りない歯の場所は、糸切り歯の1つ後ろの歯
 (4番目・上>4番目下)、そして、糸切り歯の1つ手前
 の歯(2番目・上)に多かった。
*足りない場合、2本以上ないケースが半数を占めた。

わたし的にはショッキングな話でした。 たぶん 
これを知った歯科関係者にとっても ショッキングな話。
(何も感じないなら それは業界人としていかがなものかと…)

なぜって? 
大人の歯が足りない!
なんてことが そこそこ出くわすから。
(障がい者診療に携わっていたらよくあるケースですが)

虫歯が少ないからって
油断しちゃ いけないってこと

お子さんの虫歯をそのままにしている
親御さんへの アドバイス
「いずれ生え変わるんだから 少々虫歯になったって…」
なんて 考えないほうがいいかも。
だって 確率1/10だから。珍しくないってこと。

その乳歯 一生使わなきゃいけない
なんてことも ありうる話だから
歯ならび・かみ合わせにもかかわってくるし。

レントゲン撮影の重要性を
改めて認識させられる話でした (まあ当たり前の話ですが)

できれば年長さんまでに あご全体の写真を
撮っておくべきでしょうね。

「ちゃんと歯の本数が揃ってますね」or
「あれ?歯が2本ほど足りないですよ」

そういえば最近 よく遭遇するなあ…後者に。

虫歯でボロボロ でも大人の歯がないから
強引に残さざるを得ないケース 

入れ歯やインプラント はたまた
天然歯を2つ削って橋渡し(ブリッジ)

いずれもやりたくない かわいそうだな 
と思うケース でも 成人まで残らんだろうな…
成人前に歯抜けか… まいったなー…

事が明らかになってから ではなく
早期に管理を受けていれば 
もっといい方法が 選択できていただろうに…

以上、
デンタルクリニック東陽台 院長の大石でした。


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yobou_no1 at 04:25|PermalinkTrackBack(0)

2011年10月15日

口腔衛生学会レポート(2)

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学会に行ったらさ 
人のいい おじちゃんに会ってさ
余計な仕事 引き受けちゃった…
あー大変だ!

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こんにちは 
デンタルクリニック東陽台 院長の大石です

今日はマニアックな話だから
敬遠したい人は 東京みやげの 
こっちをどうぞ!
beautv




(山手線で流れているパナソニックのCM 
 JRトレインチャンネル とても女性向け!
 断っておくけど 音声はないからね!)

さて、
松戸であった口腔衛生学会レポートの続き

今回の学会のメインテーマは
「健康とフロリデーション」
学会長 小林清吾 日本大学松戸歯学部
予防歯科教授のメインテーマ

フロリデーションって? 前にも書いたけど
(2010.5.6の記事参照)
要は飲み水に適量のフッ素を加減して
調整してやると
普通に生活しているだけで あなたの
むし歯になる度合いが 今の半分以下になるって方法

フッ素って? 
人体に13番目に多い元素のことさ!フッ素の人体中での順位









何の努力もいらない 生活は今まで通りで
むし歯が減っていいよー 大人も子供も 
水道課の仕事がちょびっと増えるだけ
(雇用が新たに生まれるけどね)
大丈夫 私にやれって言われたらできることだから
ランニングコストは1市民あたり年間50円〜100円
困るのはむし歯が減ると困る歯医者か? 
恨まれて刺されるのは嫌だなー

えっ?歯のない人は?
あなたが 歯の治療を受けようが受けまいが
あなたが納めている健康保険料から
年間¥25,000のお金が消費されているわけ

これで浮くであろう 1市民当たり年間¥10,000 
相当のお金を ますます増える国保の
保険料値上げ分に つぎ込んだらいかが?
歯も残るし 削られる回数減るし…

と、行政と公衆衛生への心配はさておいて…

多くのシンポジストによる 
事例紹介や歴史、現状などをが学べた
米国では戦後間もなくからやっていた
たいがい知ってたけどね

そういえば オーストラリアと韓国からも
シンポジストが来てたな もちろん講演は英語
日本語の資料があったから 何とかなったが

で、ブラブラとポスター会場をうろついていると
国立衛生科学院の安藤先生に会った

新潟大予防歯科出身の変わり者の先生
いい人でね 私の論文もえらくお気に入りで…

で、そのときに出た言葉

「あの論文なんだけどさ、
 あれができたいきさつを 歯界展望に
 投稿したらどう? 編集者、紹介するよ!」

なんですと? いつも読んでる歯科雑誌に?
投稿だと?

日々診療に追われている私に 
原稿を書けってか?

まあ 面白そうな話だから
「春までに頑張ります!」
とついつい答えてしまった… 

あーあ…いらんことを…まあいいか
めったにない話だし
スライド2スライド3






スライド12スライド13






スライドももらったし これ真似て原稿書いたら?
ってさ!

以上、
デンタルクリニック東陽台 院長の大石でした。


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yobou_no1 at 06:07|Permalink

2011年08月10日

ケアに関する日米の違い(1)

こんばんは
デンタルクリニック東陽台 
院長の大石です。

日本とアメリカでは一般市民の間に
むし歯予防についても
かなり認識が違うらしい

日本でも専門職が知らないこともある その手法を
一般市民が知っていた という事を知り 驚いた!
というのが昨日の診療ネタ

「むし歯になっているかもしれない」
ということで来院され
検査したところ、案の定むし歯発見

で、お口の中について説明し 
そこから むし歯予防の話になった

その際
「どちらの出身ですか」
と聞いてみた
突然変なことを聞いてキョトンとした患者さん

「アメリカでは人口の7割近くがフッ素の恩恵を
 受けているがあなたの出身地では
 Water Fluoridationされてますか?」
と聞いてみた。

すると未実施地域だったらしく
歯科衛生士オフィスで定期的に
フッ素のケアを受けていたという。
(アメリカでは歯科衛生士が予防・ケアに関して
 自ら施術できるオフィスを持てる制度があるらしい)

「すみませんね。日本ではWater Fluoridationを
 やってるところはどこにもないんですよ」

「えー、マジーーーー!!」 

「何でしないんですかー?」
「(関係者も含めて)みーんな知らないから」
「えーーーー!!!」

多くの人々の健康が より確実に守れる 優れた手法を 
なーんでしないの? 信じられなーい!  というのが
「えーーーー!!!」の意味らしい。

(つづく)

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yobou_no1 at 20:32|Permalink

2011年05月06日

祝! 論文掲載!!

デンタルクリニック東陽台 大石です

3年越しのお仕事がやっと形になりました!
何と論文が2報掲載されました!!
v( ̄∇ ̄)v

まあ、ファースト・オーサー(筆頭著者)じゃないですけどね。
日々の診療があるので、そこまでできん!勘弁して…

でも、この論文ネタを最初に見つけたのはわ・た・し! ヾ(´ω`=´ω`)ノ
論文を予防歯科分野の若手のホープにお願いして書いてもらったわけです。

まあ、自慢はこれくらいにしておいて、
  • 日本国内における花崗岩地質の分布と水道水中フッ化物イオン濃度の関
  • 日本国内における水道水中フッ化物イオン濃度と3歳児齲蝕有病者率の関

  • これが将来の皆さんないし、お子さん、お孫さんの
    健康に寄与してくれたらいいのですがね。
    (つづく)



    yobou_no1 at 01:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

    2009年03月23日

    歯を失う理由 昔と今

    より効果的な、虫歯・歯周病などの予防について情報発信するページ

    さて、「歯は一生の宝」第2話

    「歯を失う理由は?」


    みなさん、歯を失う理由で最も多いのは何だと思いますか?

    何といっても1番は「むし歯」!

    ・・・・・・・と言うと思いました! ハハハ・・・ 確かに昔はそうでした。



    昭和60年に岡山県全県を対象にした抜歯の原因調査によると
    むし歯によるものが第1位で半分以上を占めていました。


    しかし、平成10年の調査によると何と歯周病(歯そうのうろう)が
    むし歯を抜いて第1位!!
    抜歯理由の変遷






    (出典 いずれも口腔衛生学会雑誌より)


    むし歯を抜かずに残す取り組みが進んだ一方、歯周病については
    あまり結果が残せていないのかもしれませんね。

    都市部より田舎の方が抜く傾向がありましたね。

    近年の全国調査でも同様の結果が得られています。
    (8020財団のHP参照)



    で、この図を見て思いませんか?

    むし歯と歯そうのうろうさえ防げれば、
    歯を失うことはほとんどないんだ・・・・と。


    でも、なかなかそううまくは行かないものです。

    だって、予防していないんだもの!

    結果の出やすい予防法をしていなければ

    努力も無駄なんです・・・

    ・・・っていうか、割と簡単に防げるし・・・


    さて、いつ頃から歯が抜け始めると思います?
    ケアに気をつけ始めなきゃいけないお年頃とは・・・

    ・・・・・・次回をお楽しみに。



    健康はみんなの願いです! 健康が一番! 予防が一番!
    デンタルクリニック東陽台はあなたの健康生活をサポートします。

    yobou_no1 at 22:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

    2008年03月03日

    歯を大切にしたい方へ 情報発信ブログ開設しました

    より効果的な、虫歯・歯周病などの予防について情報発信するページ

    「白い歯をいつまでも保ちたいと思いませんか?」

    「いつまでもご自分の歯で食生活を楽しみませんか?」



    初めまして。デンタルクリニック東陽台 院長の大石です。

    この度、予防歯科についてのブログを立ち上げました。


    歯の健康や予防、歯科保健などをテーマに、あなたの

    お口の健康につながる情報を発信します。






    さて、今回のシリーズは「歯は一生の宝」


    私は“甘党”です。和派ではなく洋派です。でもジャンク

    フードもスキです。あなたはどんな食べ物がスキですか?


    美味しいものが楽しく食べられる、それはごく当たり前の

    こと。でも、それがままならない方が大勢いらっしゃるのも

    事実です。そして、これからそうなる方も大勢いらっしゃる

    のも事実です。 できればそうなって欲しくないのですが。



    で、本日のお題。

    bassigenin







    この図、何を表していると思いますか?


    実は・・・・・・次回をお楽しみに。


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    yobou_no1 at 06:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)